対話集5

🔸子供に対して

ラーラ沖縄より。休憩時間、日浦先生は喫煙に

行かれましたが、先生は席を立たれないで、

ずっと同じ場所に坐っておられました。

先生は、何時間も姿勢がまったく崩れないです。

受講生は、時を逃さずに、自分の相談や質問を

行ったりしました。以下は、録音に残っている

部分と筆者の個人的な記憶にあるやりとりを

文章にしたものですが、プライバシーに支障の

ない範囲で御紹介致します

質問者
子供の教育方針についてですが、かまって親の

期待する方向に持っていくようにするのでしょうか?

先生
いいえ、子供の好きにすればいいというものでした。

質問者
思春期の子供と、まともに口をきけない状態が6年も

続いていました。魂の個性は違うとわかっていても、

なかなかどうにもなりませんでした。

先生
お子さんのことを思って、こうだったら苦労をしない

という親心だったけれど、子供にしたら大きな余計な

お世話だったということです。愛しているのなら、

信頼してくれるなら、好きにさせてくれるはずだと

子供本人も思いたいのです。

質問者
セミナーを受講した後、日浦先生に子供のことを

メールしましたら、それは、すべて親のエゴだと

一喝されました。それで目が覚めて、子供の望む

ようにさせてあげようと自分の考えが変わったら、

これまでの6年間に近寄りもしなかった子供が

「自分の将来についてこう考えているけど、どう

思う?」と話しかけて来たのです。大変うれしく

なって子供の肩を揉んであげました。

先生
愛しているからこそ、子供が苦労してほしくない

という親のエゴがあったことを認めつつも、

その時は、親も精一杯やっていたんだという

ことが必ず伝わります。肩をもんであげた時に

伝わったようです。これまでのわだかまりが、

あの肩もみで全部溶けてしまったようです。

日浦先生(休憩から戻られて)

皆さん大変だね。子育てしたり、仕事をしたり

してね。それらから後、必ずや誰もが自由に

なる時がやって来る。