断食瞑想6

丹沢の断食瞑想は、予定の10日になった。

現地では、二人の霊的修験者が絡んきて、

僕を封鎖しようとして九字を切っていたし、

妖怪もどきの自殺した女が出て、僕に危害を

加えようとした。

それでも10日間の断食瞑想は無事に終えた。

 

過剰な超感覚の目覚め

家に帰って驚いたこと。妻が用意した食事が

臭くて食えなかった。冷蔵庫を開けて見れば、

そこは、なお一層の悪臭があった。

それを聞いた妻は激怒した。僕が山に行って

いるとき、冷蔵庫の中も洗って、新しい匂い

消しも入れ替え、食材も新しいのだと言った。

そうかも知れないが、丹沢山中の修練により、

僕の感覚は、物凄く鋭敏になり、犬の嗅覚を

超えていたからだ。犬は腐った物でも平気で

食べる。だが人は、そうはできない。

断食瞑想のお陰を持って、不食体になっては

いたけれど、だから自分の食欲は無いけれど、

家族の食事に付き合うのが苦痛になった。

試しに近くのスーパーへ行けば、やはり匂いが

きつい。食品売り場とか鮮魚コーナーに行けば、

吐き気がする。このことに驚いた。

こんなものを、まあ~いい香りだネ~とか(笑)、

おいしいわネ~というのは(笑)感覚がマヒして

いるからだ。マヒしなければ、何も食べれない

のが人間なのか?

恐ろしく鋭敏になったのは、臭覚だけではない。

これは、予想外の悩みとなった。どうすれば、

元の鈍感な感覚に戻れるのか?と。

 

超越的プルシャの製品開発

職場に戻り、与えられた業務の新製品の開発に

着手するも、何をどうすればいいか、さっぱり

分からない。そこで、大学課程の機械工学便覧と

電子工学の本を5冊?ほど買い求めて、それを

読んだ。それから、開発すべく製品の元となる

機械を分析したが、それでも開発のヒントには

ならない。なにもかも分からないのだ。

 

瞑想するしかないな。そう思った。

 

目前にあるのは、製図版の上に置かれた白紙だ。

それを見ていたら、それを見ることも瞑想だが、

突如として、製図版、開発室の全部、自分の身体

までが消失し、そこには、淡いブルー色の広大な

空間が現れた。これは、過去世を思い出すとき、

そしてまた、広大なる空間に数式を見るとき、

その他の場面に共通する空間の出現であった。

後付けとして知ったことは、唯一の実在に入ると、

物質的宇宙は消え去るのだと言う。この空間。

そして、僕の背後、約5mくらいには白衣を着た

二人の霊的存在のドクターが降り立った。それが

背中からでも見える。彼らは、歴史に名を残した

有名なドクターだと分かるが、なぜか、顔には

デジタルモザイクがあった。まだパソコンが市販

される前のことだから、モザイクは僕のイメージ

ではないと思う。

ひとりは、肩幅に足を開いて立ち、胸で腕組みを

しており、もう一人は、肩幅に足を開いて立ち、

手を後ろ側に組んでいた。その彼らの姿勢から

威厳を感じた。

 

なにが始まるのか?

 

そこでは、本当に凄いものを見た。

彼らは、彼らの持つ知識を想念に変え、それを放射

したではないか。ハッキリとした数値は示すことが

出来ないが、幅50cm?くらいか深さ70cmほどの深い

波型をした、しかも30cmほどの厚みを持った思考の

エネルギーであったと知る。それは、あらゆる物体

などを難なく貫通しながら、どこまでも広がってゆく。

その様相を目撃した僕は叫んだ。

 

なんと美しいのだろう!!

 

製図版の前にいる僕は、その思考エネルギーを受信して

いた。そのエネルギーの情報を受け取るのは、受信機と

しての役割をもつ大脳であった!それは、知らないこと、

学んではいないこと、体験していないことも分かると

いうこと。ここでも、脳は考える主体ではないと知る。

そして、二人の霊体、製図版まえの僕、この3者を目撃

している自分という意識がそこにいた。その自分とは

姿かたちが無いと知る。

稀代の天才と言われた二コラ・テスラは、しばしば、

「わたしは、エネルギーが見える」と言っていた。

彼の視野と日浦の視野は、同じかどうか知らないが。

それとも、両者の見る視野は、同じかも知れない。

 

【下記は、無断転載を禁じます】

謎の全能開花

ここからは、後付けの情報です。皆さんの参考に

なるかどうか。

大脳は情報の受信体だという僕の体験を裏付けるか

どうか、知らないが、J,クリシュナムルティーは、

それを暗示し、示唆することをしばしば語っていた。

全脳と言う言葉を。

一方で、医学や科学の世界では、脳は3%。5%・

良くても10%しか使われないとする説を唱える。

人の個体差があるなら、3%でも10%でも大して

問題にならないと思う。

問題は、脳が考える、という考え方、その説明に

あると思う。そして、大脳の開発には、潜在意識を

使え!というおかしな文言が付帯したりもする。

 

上記と逆説的な前提条件として、人の本性である

プルシャは知覚をもって働くので、何も考えない。

なにも思考しない。人の脳も持たない。記憶とその

再生もしない。

それゆえプルシャはいつも清らかだ。

だから人間の大脳は、感覚器官と同じく、障害物

ではないだろうか?

右脳と左脳が、二元性の考えを生み出し、それに

プルシャは翻弄されながら、更には、感情や思考と

同一化されるプルシャ達。

かくしてプルシャは、人の生み出すところの思考や

感情に翻弄され、超越的な力をもつ自分自身を完全

なまでに見失う。だから、自分の出番がない人生を

無限的に繰り返すしかない切ない宿命を抱えている

プルシャ達。

だから可哀そうなプルシャ達

自我意識、エゴという観念が破壊された時、大脳は

100%の開花をする、という考え方。但し、エゴ性が

破壊された大脳は、思考をやめる。思考が消え去る。

思考が消え去る時、プルシャの英知と言う知覚力が

起動する。

すると、100%全能開花した脳は、全能のプルシャの

知識を直接的に受容するものとして働く。

それが、おめでとう・・・となる。

だから赤飯を焚くかい?

いや、ホテルバイキングがいい。

いやいや、日浦の体験した不食体、

先生のような不食体になったから、

霞を食べればオーケー牧場なのだ。

などなど体験する。

 

断食瞑想7へ続く

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🔸ニコラ・テスラの「わたしは

 エネルギーが見える」について

 解説する動画

🔸完全なる不食体の実現方法