対話集1

セミナーの講義内容を、ラーラ沖縄さんが

文書化してくたものをここに公開します。

《下記は、転載、流用を禁じます》

 

🔸断食と祈りについて

質問者
聖書の中には、イエスが弟子に対し、断食とりを

せよと述べたとの記述がありますが、それは、

一つの方法論ですか?

先生
断食をある日数行うと、集中できることがあります。

断食は今まで無意識に使っていたエネルギーを使わず、

蓄える意味があり、有効だと思います。

ただ、ある程度の日数を行わないと、食べたいという

気持ちに支配されてしまい、かえってエネルギーを

消耗します。周りに見ている人がいないと危険な方に

行ってしまう人もいるので注意が必要です。

ある程度、こういうふうにやるのだという教義というか

知識は必要かも知れません。

特に断食をやっても死なないのだという意識がないと

単に飢餓になってしまいます。断食で絶対死なないと

いうことが分かっていないと、食べない=死んでし

まうという危険性があります。食べないから死んで

しまうという気持ちが大きい人は、本当に死んでし

まいます。食べない=死んでしまうという固定観念が

抜けないままで断食を行うと危険です。他人がやる

から自分もやる、というというあやふやな気持ちで

始めると、食べないと死んでしまうという気持ちが

強くなって、ほんとうに死んでしまうという危険が

つきまといます。

日浦さんが述べておられるように、不食ブームの中で、

死んでしまう方がいるのは、そういうことです。

質問者
ある程度の日数とは、どのぐらいですか?

先生
体力レベルとか、個人差がものすごくあるので、

人によります。その人をよくわかっている者が

監視していないと困ったことになると思います。

万人に共通している適切な断食期間は無いです。

食べないと死んでしまうという人でも耐えられて

なおかつ意識の浄化というか、澄みわたる感じが

でるのは、最低3日くらいでしょうか。普通は

3日間で飢餓がおさまって、ちょっとしたクリアな

感覚が出てくるかという、その辺りだと思います。

それを過ぎると楽になり、食べた方が大変だという

感じになると思います。

日浦さんが以前、断食瞑想をやった時、3日たって

4日目から超越感覚が出てきたのは早いと思います。

日浦さんの場合は特殊な例であって、過去世でやって

いたからこそ、それを思い出したのです。そこへ行け

ると言う確信が、断食の初めにあったのです。

でも、過去に修行したことのない人の場合、かなり

危険です。

注釈)

ラーラ武蔵野さんの友人は、断食を1か月もやった

とか。受講生の中で、最長の記録と思われる。