悟り4

ここでは、身体と魂の分離に関する体験を

語ろう。

悪魔の軍団が襲来した

東京は、吾妻橋にあった新築の某マンション

の四階に、一時的に滞在したときのこと。

ある夜、地震が起こった。次第に大きく揺れ

天井に吊るしたシャンデリア風の照明器具は、

天井にぶつかる揺れであり、ベッドは床上を

左右前後に滑り出す始末。僕の体も床を転げ

廻る大きな地震であった。

更には、コンクリートの壁には、あちこちに

亀裂が入り、なんと、コンクリート内部の

鉄筋が露出したではないか!こんな地震あり

得るのか?不審に思い、床を這いながら窓を

開けて屋外を見たら、カップルが何気なく

路地を歩いている。地上の路面は揺れては

いない。これは、普通の地震じゃあない!

異常さに気づいて、見て見れば、恐ろしい

形相をした悪魔の集団がそこにいた。

その数たるや、数え切れず。

悪魔の正体見たり

悪魔集団の彼らが誰であり、何をしに来たか

その理由が分かった。積年の恨みを晴らす

ために悪魔のプライドをかけて戦いに来た

と言った。

笑わせるんじゃあない。悪魔にプライドが

あるなんて僕は認めない。もしも、本当の

プライドが有れば、悪魔を辞めるものだ。

世間では、善が勝つとか正義が勝つという

人もいるけれど、そうではない。

エネルギーの世界は、その強さ、大きさが

勝敗を決めるもの。

だから力なき善は、破壊され、力なき正義も

破壊される。この世でも同じ仕組みが働く。

悪魔が来た時、僕はひとり。一方の悪魔は、

恐らく数千を超えているので、勝てる訳も

ないが、負けない方法がひとつあった。と

いうか、それを思いついた。

それは、

瞬時に肉体から抜け出した

これは、体外離脱時のようなエーテル体が

体から抜けるものでなく、さりとて、アスト

ラル体でもなく、より根源的なものが身体を

離脱したと知覚した。

それを例えると、夜間飛行のジャンボジェット

機が危機に瀕したとして、機長は即座に飛行機を

捨てて、パラシュートもつけずに闇夜へスカイ

ダイビングしたことに似ていた。後先を考える

隙は無かった。

身体から離脱したそこは真っ暗な異空間だった。

真っ黒と言う言葉を超えて暗黒そのものであった。

悪魔でさえも追従ができないであろう深い世界、

奈落の底を突き抜けた暗黒世界、そこへ行けば、

悪魔さえも来れないと知って。

堕ちる姿勢は、大の字の仰向けであった。

例え肉体が殺されようと、悪魔に捕獲される

よりずっといい。たとえ魂さえも破壊された

として惜しむ気は無かった。それがプライド。

そこは、街の明かりが無い山の山頂から見る

天空に星々があるように、暗黒の闇のなかは、

無数の目があって、堕ちる光球を見ていた。

6歳の透視能力者

広大なる暗黒空間の中を輝く光球が堕ちる

様子を目撃する無数の目。その中に仙台に

住む6歳の子供がいた。その彼は、30代に

なってから、僕の瞑想教室へやってきて、

開口一番、「あー、あの時、落ち逝く光球は、

あなたでしたか!わたしは見ていました!」

そう言った。彼は堕ちゆく光景だけではなく、

マンションの中で、悪魔達とやり取りした

現場も見たと言っていた。実に素晴らしい

透視能力を持っていた。その後にも何度か

セミナーに通ってくれた。だから彼にも

ラーラ仙台をやらないかと声をかけたが、

まだお返事無し。

セミナーに来た人達には言わないけれど、

素晴らしい透視能力とか凄い霊眼を持った

受講生さんは思いのほか大勢います。

そうしたことをこの記事に告白すると、

嫉妬する人もいるし、超能力セミナーだと

勘違いされるから言わないだけ。

 

この記事の続編は、凄く面白く奥が深い

話しになるけれど、身体から抜け出した

体験に留めておきます。