ヒーリング8

沸き立つ熱湯が水になる

長女が2歳の時、沸き立つ熱湯を頭から

浴びながら、やけどをしなかった話し。

 

このヒーリング体験は、丹沢山中の断食

瞑想を体験した後のことであった。

ある日、帰宅して、アパートのドアーを

開けた時、そこは、小さな玄関と台所の

キッチンがある3帖間。

左側に見えるガスコンロの上には、手鍋が

あり、ぐつぐつと湯が沸きたっていた。

妻は、奥の部屋で洗濯物をたたんでいた。

ガスコンロの火を止めようと、靴を脱いで

台所の床に立てば、なんということか、

2歳児がキッチン前にいて、手鍋の取っ手に

手を伸ばし、取ってを握りながら背伸びして、

つま先立ちであった。

危ない!

そう見えた。

そのとき、取っ手を掴んだまま、かかとを床に

落とした長女は、手鍋の取っ手にモーメントを

生み、沸き立つお湯の入った手鍋は、あたかも

帽子をかぶるが如く、2歳児の頭に被さった。

アルミ製手鍋帽子?(笑)

 

この場合、普通なら悲鳴を上げて泣くだろう。

ところが娘は悲鳴をあげても、泣いてもいない。

娘が我慢をしたわけもない。

目の前に吊るされた食器布巾を素早く取って

娘の頭と顔を拭いた。それは水道の蛇口から

出る常温水であって、お湯ではなかった。

僕の顔を見て、えへらえへらと笑う2歳児。

もし煮え立つ熱湯を被っていたなら、悲鳴を

上げていただろう。

しかし長女の笑いと笑顔こそ、沸騰した湯を

被っていないという事実上の証拠なのだ。

 

どのように力が働くのか

僕が状況を見て、「危ない!」と声を出した

その瞬間、僕の思考よりも先に、ヒーリングの

エネルギーは発動して、時間と空間を超えて、

その結果(水の温度)を生んだということ。

これ即ち、危ないという状況を見たその瞬間、

意識せずに時間を戻して、水になったことを

意味していた。意識せずとは、自我の意識せず、

であることを知ろう。それは、思考が無かった

ということ。もちろんヒーリングしようと言う

思いさえもない。

ヒーリングは完全なる全自動

この体験談について、また他の体験について、

日浦の先生いわく、ヒーリングは、完全なる

全自動だと。これを言い換えれば、全自動の

超越的な力を阻害するものが思考・欲望だと

いうこと。

 

誰もが真のヒーラになれる

これまでの体験は、作り話ではなく、ふかした

話でもなく、ぜんぶ本当のことです。

だから皆さんもヒーリングを覚えたらどうか?

例え解脱していなくてもヒーリングは起こり

ます。多少のコツがあり、やってはいけない

注意事項を守り、それを練習するなら誰もが

真のヒーラーになれるのです。その生き方が

人生を好転してくれるのです。

 

このメビウスヒーリングの実践は、覚醒への

正しいベクトルを持っているのであって、

自分を愛する気持ちがあれば、取り組みしよう。