解放と救済

奴隷解放を掲げた元米国大統領リンカーン。

彼の有名な言葉に、「人民による、人民の

ための、人民の政治」がある。この奴隷解放

宣言は、実のところ、戦争に勝つための、

きれいごと政策の1つに過ぎなかった。

共和党。

しかも、この有名な言葉は、リンカーンが

作り出したものではなく、600年前に翻訳

された聖書から来ていると。そうであれば、

かの名言もパクリ。

またリンカーンの父親は、奴隷商人であり、

その看板を掲げていたとある。その息子の

リンカーンは、政策の一環として、奴隷の

解放を唱えはしたが、インディアンの頭の

皮を剝ぎ取り、持ってきたら報奨金をだすと

言ったとする文献もある。

可哀そうなインディアン。

だからリンカーンは凄い大統領だった訳だ。

何が凄いか、分るよね?

このように歴史は捏造され、美化されるもので

あって、どこまで真実か分らない。だから歴史を

学んでも、信じなければいい。世界史、日本史、

考古学など本当は、それも知らなくていいけれど、

試験に受かるためにか、学び、それを記憶して、

自分の思考のネタ元にする人間の在りよう。。。

人は誰もが、模倣するパクリの達人・・・?

記憶に依存するのは、自分の頭で考えられない

からではないか。それが賢いのだろうか?

学んだことが、大きなウソで塗り固められて

いるとしても学んだことが本当だと信じ込み、

その記憶と同一化する人間の生き様。

このように、人に記憶は必要であるが、魂に

とって、大きな障害という記事の「記憶は

障害」を書いたその理由なのだ。

だから何も、誰も、
      信じないように

最も信頼できる真実は、人の内奥にある
自分の魂であり、それが知られていない。

 

解放とは何だろう

人に知られざる本性があり、それは、唯一

実在に定住する自由な魂だと教えられた。

この文脈から明らかになることは、魂を

解放することが解放の本当の意味であり、

それは、人間の解放と異なるということ。

 

魂がどのような束縛状態にあるか皆さん

もう学んでいる。身体感覚、自我意識は

肉体の属性であり、魂のものではない。

わたしは、人である、体が自分である、

心が自分である、思考、感情が自分だと

言うことの全部が、魂にとっての大きな

ウソであり、惑わしであるということ。

つまり自我のあなたの全側面が惑わしで

あるから、そこに魂は現れていない。

この間違った関係性から、あなたは、解放

されなければならない。

 

救済とは何だろう

魂が解放されるとき、自我意識が消滅する。

自我意識が消滅するとき、魂は解放される。

すると、身体と心に寄生した「思考虫」も

消え去り、素晴らしい静寂が支配する。

素晴らしい静寂とは、魂の知覚である。

エゴと言う「思考虫」が消えたそこには、

肉体の感覚、感情、恐怖、欲望、思考が

生じない。これを「真の幸福」と言う。

だから魂が解放されるとき、肉体も救済

される。体が病気になることなどは起こり

得えないし、腰が曲がるようなよれよれな

生き方をしなくて済む。

「この身体は、わたしだ。心がわたしだ」と

言うのは、思考虫の自我、即ちエゴのセリフ

であり、また自我と同一化していて、エゴに

惑わされた魂の思いでもある。

この惑わしは、至高のプルシャに有っては

ならない大きな悲劇だと言うこと。

自分(魂)を解放するのは、他でもない自分

であること。みじめな人生を救済するのは、

これもまた自分(魂)だということ。

 

このブログは、真のヒーリングについて、

そのやり方を教えてきたけれど、その目的は、

魂の解放と救済についての道しるべとして、

ここに公開しているのです。

 

苦しい時の神頼み、そうではなくて、自我を

見出すならば、その見出す道筋は、神に祈る

よりも大きな福音が生じると言うこと。

これが真理です。

真理は、あなたの内面に今もある。マーヤの

外側世界にある訳も無し。