瞑想6

【瞑想の中身を解説】

① 自分が何者かと言う問い。

 わたしは誰か?という根源的問いに対する
 答えは、人の誰もが非物質なる唯一(真我)
 の実在に定住する魂だという真実な教え。
    

② 到達すべきゴールの明確化。

 自分が唯一実在の魂であると知ったなら、
 唯一へ還ることがゴールになる。あまたの
 魂達は、そこへ還る使命を持っている。
 いつまでも好きなだけ人間をやっていて
 いいのではない。ゴールへ到達した魂が
 一人前なのだ。
 

③ そこへ至る正しい筋道。

 現実社会に自分がいて、実在の唯一へ還る
 道筋は、現時点と、ゴールの唯一を結ぶ
 直線上に置かれる。これを知れば、道を
 間違えることが無く、迷いや、彷徨いも
 消え去る。

 ただし、地上の体験は、心を著しく汚す。
 心が汚れると、心と同一化した魂も汚染の
 影響下に置かれる。しかし浄化した心は、
 魂と性質は同じになる。
 

④ 事前に障害があるという認識。

  魂たちが人間の体験を経るとき、人生の
 全領域の記憶は、カルマとなり、それが
 再生されるとき、欲望と思考として立ち
 現れる。すると自我と同一化した魂達は
 身体感覚と欲望と思考と記憶に翻弄される。
 記憶すなわち、カルマが魂の障害である。
 カルマ、欲望、思考は、同一のもの。


⑤ 障害は何かという正しい知識。

  欲望と思考は、カルマの現れと知るなら、
  数百万年も輪廻しているカルマを消す
  ことは 不可能と知る。誰にも可能なのは、
  欲望を根源から消し去ること。
    それは、心が外側世界へ向かうことをやめて、
 内側へ向かわせること。これが欲望の根源的な
 要素。その破壊。
   
⑥ グルの目にとまる生き方。

 これは、諸君自身が自分で考える問題では
 ないだろうか?グルを求めなければ、
 グルは、やって来ないだろうということ。