新宿乞食 8

ずっと忘れていたことを、つい想いだしたので、

新宿乞食の8を書こう。

 

新潟にいて、瞑想教室をやっていたころ、

それは、今から十数年前のことであるけれど、

千葉から男性がやってきた。その彼は特許庁に

勤務しているので、日浦の作る護符シールを

特許出願したらどうかと進言したのであった。

いったい彼は、何を言いたいのだろう。

「こんなもの特許になりますか?」と聞けば

自分が審査官であるから自分が審査して特許に

しますと言ったのだ。

この彼は、いったい何を考えているのか?

聞けば、日浦の瞑想指導を受けた受講生から

見せて貰ったという日浦の護符シール。

彼もエネルギーが分かる人であったが、彼の

友人には10人の千里眼の持ち主がいると言い、

その千里眼たちが、護符シールを絶賛している

のだと言った。そのころ、ペンダントは無くて、

紙製の護符シールしかなかったのだ。

なるほど、彼がやって来た訳が見えてきた。

彼曰く、千里眼たちは、色々と実験をしたよう

なのだ。護符シールから放射される広大な光りの

エネルギーは、いったい何なのか?

しかも、たかが紙でしかないと言うのに、黄金色の

超微粒子が大量に放射していることの不思議。

紙製護符には、磁気を無力化する効果が認められ、

それがまた、千里眼たちの念を跳ね返すことも

確認されたと言っていた。つまり、他人の想念を

寄せ付けない護符であることが確認された。

それはまた、悪しき霊的なものの介入を寄せ付け

ないという効果であると。

そのような護符、お守りなどは、今までに見た

ことが無いと驚き、それをどこの誰が、いったい

どのようにして作るのか、千里眼たちの謎であり、

疑問であり、大きな興味だと言った。

 

「なるほど。そのノウハウを知りたいから特許を

出願しろということですね。出願書には、原理の

説明と具体的ノウハウを書かなければならないから

ですね。」と日浦は回答した。

審査官だと言う彼は、「そうです。わたしが特許に

するので、それが特許になり、権利が守られます」と

本音を露呈したのである。

日浦の答え。「僕は、これの特許権など、望んで

いませんよ。なぜなら、特許にならなくても僕に

しか作れないのだから」と言えば、彼は、無言の

ままだった。更に言った。「原理とノウハウを知り

たいのは、あなたと千里眼たちです。動機が不純な

人には、教えません」と。

なぜ、彼等の動機が不純なのか。。。

特許を出願すれば、わたしが特許にしてあげる

という言葉は、親切さを現すかのように見える。

しかしその実は、護符の原理と制作のノウハウを

盗みに来たのであるから、動機が不純なのだ。

日浦には、特許出願の意思がないことを知って、

彼は意気消沈して帰った。

実は、日浦製の護符の原理、ノウハウを教えた

としても、誰もつくれないのだ。

 

この彼と、彼の仲間だと言う10人の千里眼たちは、

それからの十数年後、再び接触をもつ場面に遭遇

したと言う事だ。それは、開発費300万円を支払う

とウソをついたあの場において。。。

ある意味での出会いも怖さがあるねー。

 

グリコのおまけ

彼らが本当の千里眼であるならば、それを日浦は

霊眼と呼ぶのであるが、日浦のような護符を作れ

なくとも、原理は分かるだろう。だから彼らは、

千里眼では無くて、30里眼、よくても100里眼と

言う方が適切だと思う。

エネルギーが観えると言う人、霊的なモノが見える

と言う人、さまざまな能力を持つ人がいたけれど、

個体差があり、観る能力、正確さはバラバラなのだ。

だからこそ、霊能者とは、いったい何を観ている

のだろう。そのような問いは、自称の霊能者自身が

自問しなければならないものだ。だが、そのような

問いを持つ霊能者は出会ったことが無い。真実を

観る人は、霊能者にさえ稀なのだ。

 

皆さんは、自称の霊能者に興味を持ってはいけない。

占い師、ヒーラー、スピリチュアルリーダーに興味を

持ってはいけない。キリスト教の聖書であれ、仏教で

あれ、新興宗教にも興味を持ってはいけない。理由は、

今までにくどくどと述べてきたのであるから、それの

意味を解せよ。

他人に依存することなく、あなた自身が霊眼を開けば

よいのだ。