バラ風呂

露天風呂と繋がる室内の大型バスタブは、

四季の草花や色んな薬草を入れたり、時に日本酒や

牛乳をたっぷりと入れて、浴槽につかる。日本酒は

5本くらい入れたら酒酔いしたようだ。それから

3本に減らした。2本が良いのかも。

浴槽内のライトをつけ、ジェット気流の攪拌を組み

合わせた入浴法は、なかなか良かった。

例えば、秋になると、白と黄色の菊の花びらをたっぷりと

入れる。水面から5センチくらいの厚さになる。それを

ジェット気流が拡散させ、浴槽内のライトが菊の花に

光輝を与える様は圧巻だった。この時、浴室の天上灯は

つけない。

それは、息を飲むほど綺麗だよ。香りも良いしね。

 

入浴のために庭に植えた三種類のバラは、わざわざ

遠いバラ園に行き、色と花弁と香りを調べたものだ。

そのバラを庭に植えて、花びらを大きなたらいの中に

摘み、それをバスタブにたっぷり入れる。水面から

5㎝くらい浮くような量がいい。香りも素晴らしく良い。

夜の入浴は、浴室の天上灯を消し、ジェット気流の

赤いバラの花びらの攪拌に加えて、浴槽内のライト

アップが息を飲むほどの美を演出した。

その様を想像できるだろうか?

だから色んな草花を試してみた。中には良し悪しも

向き不向きもあった。

こうした入浴法は、激務を緩和させるためとはいえ、

贅沢だったかな。

庭がある家なら、バラを植えよう。