金縛り体験-2

ここから先は、今現在となっては、大いに恥ず

かしいことを再び書かなければならない。

金縛りの危機に際して、求めた本棚の書籍とは、

信次の現した「心経」だ(笑)

心経は金色の光りを放っていると聞かされていたが

よく観れば、黒い煙のようなものを放っていた!

「なに!?黒い光りだって?」と驚いていたら、

「ばかめ、信次の本が光りを放つわけがない」と

笑いながら言ったのは、天井裏の黒い光球だった。

その時、何者かの大きな手によって、僕の両方の

手首をつかまれて、自分の身体内に放り込まれた。

そして、複数のものの多くの手によって、手足と

胴体、頭を押さえつけられて、身動きが出来ない。

眼球だけが動かせた。まるでガリバーだった。

そ得体の知れないものの手は、僕の首を絞めてきた。

そして、肋骨を突き抜けて、心臓を握って来た。

「このままなら心肺が止まり、殺される!」

それを知って危機感は大きくなった。しかも体外

離脱さえできない状態になっていた。

 

そしてまた、ここから先も非常に恥ずかしい体験を

語らなければならない。

信次はいつも言っていた。「危機に際したら、僕を

呼べば、即座に助けに行く」と。それを僕は信じて

いたのだろう。だから信次の名を呼んで助けを求めた。

だがいくら呼べども信次は来ない。すると、またしても

笑い声があり、「バカ者め、信次が来るわけがない」と

笑っていた。それを知った僕は、信次ではないものの、

霊的な存在に助けを求めた。それは、ただ一度だけ呼んだ

だけだったが、夜空に浮かぶ月のような高みに有った

黄金の光球が観えた。それが月かと見間違えるほど、

月の位置と距離とが重なり、近間に輝いていた。

それが凄いスピードをもって飛来してきて、天上内の

黒い光球に衝突した。すると即座に黒い光球は消え去り、

僕の身体の神経を振動させていた荒々しい振動も消えて、

身体の束縛は解放された。

 

その美しい黄金の光球は、数分間は天上裏の内部に

留まり、僕を観ていた。黄金の光球は至福の平和と

振動の精妙さを物語り、黒い光球は、荒々しく穢れて

いて、振動数は低いものだと知った。

その時は、黄金の光球が誰であったか気づかなかった。

僕が求めたことに応えてくれて、しかも命を救って

くれてありがとうという想いを発したら、それに応える

かの如く、ひときわ輝きを大きく増して、漆黒の天空へ

飛び去った。その光景は、眼を見張る感動的な美しさが

あった。

このような体験は、眠りを忘れさせて、なぜ信次は

来なかったのか?心経から放たれる黒い光りは何か?

天上内部にいた黒い光球は何か?黒い光りを放つという

現象はなぜか?という問いを持って朝を迎えた。

 

まだ続くよ