落下する黄金光

この世の太陽は、太陽の周囲空間をも照らすので、

明るい可視的世界が展開する。それが人の肉眼の

視覚視野を確保する。だが非物質な霊的世界には、

いく層もの暗闇がある。そこは、霊的な光りが無い

真っ暗だ。もちろん物質的な光りも無い。

その暗闇の巨大空間に黄金の光球が落ちるという

霊的世界に珍しい現象が生じた。それは、下落する

黄金の光球だけが光り輝いていて、その周囲空間は、

相変わらず真っ暗なのだ。だから黄金光球が落ちる

様は、ハッキリと知覚された不思議な光景なのだ。

 

暗黒の空間を落ち行く黄金の光球は、40代の日浦だ。

超かっちょええ~?赤ヘルライダーの写真を撮った後

だと思う。

 

その黄金の光球の下落は、霊的世界の住人達を大いに

震撼させたという証言在り。その下落が生じたのは、

東京は、吾妻橋の付近に建てられた新築マンションの

最上階だった。1階には、カフェ&レストランがあり、

よく利用したものだ。また吾妻橋の地下鉄入口付近に

あった喫茶「砂時計」にも通った。そのマンションに

住んだ理由は、昔やめたGLA教団が建設する八ヶ岳

施設の設計チームリーダーを務めるためだ。それは、

辞めたGLAから巧妙に誘いこまれたという失敗談

である<m(__)m>

<中略>

設計のチームリーダーをやっているうちに、あまりにも

教団の対応がおかしいので、辞めて新潟へ帰ると告げた。

すると佳子の命によりと言って、毎日、異なる青年幹部が

やってきて、日浦を思いとどまらせようとした。

佳子先生は、何でもご存知です。ここの家賃さえ知って

いますと言うから、そんなこと不動産屋に聞けば、分かる

ことだと追い返し、またまた来た別の幹部等の矛盾を論破

したら、もう誰も来なくなった。さて、引っ越し屋を呼ば

なくては、、、

その夜、それはそれは、恐ろしいことが起ったのだ。

 

悪魔軍団の襲来

その夜、突然大きな地震が起こったけれど、揺れたのは

マンションの僕の部屋だけに地震が起こったのだ。棚や

家具がバタンバタンと倒れて、天上に吊り下げられた

照明器具は、振り子のように大きく揺れた。ベッドも床を

滑って左右に移動する。かって体験したことのない大きな

地震だった。だが激しい揺れと共に、襲い掛かって来た

得体の知れない不気味さがあり、しかも胸糞が悪い荒々

しい波動があった。

「これは、霊的な地震か?」

揺れる床を這いずりながら、窓へ行き、屋外を覗いて見て

みた。すると狭い路地には、腕を組んだカップルが平然と

して歩いている。ん??マンションの最上階だけが揺れて

いる?そんなバカな。。。

その時、不可視な何ものかの強烈な力が働いて、僕は床に

投げ飛ばされた。そして分かった!おお、このような地震

の原因は、姿を隠しているけれど、強大な悪魔達の襲来だ!

そこで目撃した光景は、眼を見張った!壁のクロスが引き

裂かれ、そこから割れたコンクリートの中に有る鉄筋棒が

見えたのだ!こんな地震ならマグニチュード9だろう。

諸君、コンクリートの壁が割れて、中の鉄筋が見えた地震

など経験が無いだろう。

やって来た悪魔どもは、その数しれず。そんな彼らの得体が

分かった!むかしGLAを辞めた時から日浦を抹殺する役割を

持った悪魔達だった。

そのことは、翌日になって
そうだと証明されるのだ。

激しい地震と身の毛がよだつ強大な恐怖心は、日浦が悲鳴を

あげて彼らに助けを懇願することを狙いとしていた。

おびただしい数の悪魔達に囲まれて、日浦よ、一体どうする

んだ!?

悪魔の意図は

 悪魔の目的は、日浦の身体と魂とを一緒に捕獲して日浦に

乗り移ることだ。悟る前の強大なる力を持った日浦に乗り

移れば、世界宗教を作り、世界を支配下に置くことができる

というド低能なおバカな悪魔達。その計画は、日浦をGLAの

教団内部に引き込み、始めは信次、次に佳子を通して日浦を

洗脳することだった。

信次の頃、一時期は引き込まれた日浦だが、退社して彼らの

魔手から逃れた。それ故に放たれた霊的な刺客は数知れず。

日浦には、それが観える。殺害に来る奴らは遠方に無数の

霧のように現れて、その粒子群が突進してくる。接近して

数十m手前になると、幅1mを超えた翼を持つ霊的なウモリ

の姿に変わり、日浦の身体内へ突入してくるのだ。普通の

人が攻撃を受ければ、即死するに違いない。

しかし、そのような場面の時、日浦のオーラーは、強力なる

粘性を帯びるので、体の20mくらい前方において、彼らは

弾き飛ばされる。それでも突入しようと、繰り返し突入を

試みる。何度やってもダメだと言うことを知りながら必死の

突入をする。それを観るとき、日浦は泣いてしまう。

なぜかって?

霊的な醜いコウモリの姿は、顔だけが人なんだ。耳は頭の

高さまで尖っている。口を開けば、耳元まで裂けている。

それは、驚くなかれ、宗教に加入した会員達の姿なんだよ!

会員は、そのような醜い呪術に利用されることを知らない。

そのようなことは、どこの教団でもやっていることだ。

そのことは、事実なのだと証明することが出来るものだ。

  

GLAを止めてから長い時を経て、彼らは、八ヶ岳施設の

設計チームリーダーとして、日浦を再び抱え込むことには

成功した。だから今度こそ、積年の恨みを晴らし、日浦の

身体とマインドと魂を乗っ取るための工作を展開しようと

した。抱え込みを別の言葉を別の持って説明するなら

「完全憑依」だ。それが狙いだった。

もし、それが出来なけば、身体を殺害し、魂を封印しようと

しているのがハッキリと知覚できた。 何がどう分かったのか。

その判断と行動は、およそ1秒にして日浦は時空を超えたのだ。 

瞬時に超越する

日浦サイトにて、それを描写したのは、夜間飛行のジャンボ

ジェット機であり、その機長、乗客の関係性だった。機長は

日浦。副操縦士はいない。機体は日浦の身体、乗客は日浦に

関わる人たち。ジャンボジェット機を抱え込んだ悪魔どもの

襲来は、もはや機体も乗客も守るすべがなかった。

機長の判断と行為は一瞬だった。それは、機長が機体と乗客を

捨て、暗黒の嵐渦巻く空間へとスカイダイビングをした。

パラシュートなど着けている暇はない。着けたら逃亡速度が

遅くなり、捕獲される。ダイビングしたそこは、悪魔達でも

行けない深い奈落の底だと思っていた日浦。その暗黒世界へ

ジャンプして観れば、光輝を失った無数の魂達がうごめいて

いた!それが無数の眼として知覚されるのだ。不気味さ極まり

ない。ベッドの上で大の字になるように、奈落の底へ向かって

急降下した日浦。悪魔ごときに捕獲されないために。

その時、

「なんてことをするの!やめなさい!」と叫びをあげたのは、

他界した母だった。「ああ、かあさんか、こうするしかない

んだ。ごめんよ。」と呟きながら堕ちていった。

まだまだ悪魔達の追撃は続いた。だがしかし、大の字になって

堕ちる心境は、晴れ晴れとして何の恐怖も執着も無くなっていた。

静かな平和、ただそれだけを知覚した。悪魔ごときに屈するのは

無駄だ。悪魔に捕獲されるなら、自分の身体の命も要らない、

魂さえ消滅していいと思った。記憶のすべて、自分のアイディン

テティーさえも消え去っていい。そう思った。

その時の日浦の境地は、解脱のジャン台を飛んで、サマディーの

境地だったと、後に紫蓮さんは言っていた。そして、奈落へ堕ちた

という想いは、単なる錯覚だと教えられた。

その下落する際の至福感覚に浸っていた時、広大な天空を揺るがす

ような荘厳なる声なき声が響き渡った。 

「まてよ!如何なる想念も

捕らえてはならない!」と。

これこそ解脱する究極の教えだと日浦は知る由もなかったので、

「そんなこと出来るわけがない」と呟いて堕ちていった。

幾層もの暗黒を見聞しながら堕ちてゆくけれど、そこに現れる

のは、無数の眼だけがあった。そして、更に堕ちてゆくけれど、

そこには、真っ暗な闇を超えた更なる暗黒の世界がまだあった。

どれくらい深く堕ちたのだろう。やがて悪魔どもの追撃が無く

なった。それを知覚して、僕は呟いた。

「お前ら悪魔ごときに捕獲されることはない。

ざまあみろ。」と。

そのように呟きながら、暗黒の意識世界を通過するという体験を

したと知った。暗黒世界と言う暗闇の正体は、光りを失った無限数

の魂達が存在する世界だ。なぜ光りそのものである魂が、光りを

失っているのか、この時は、その理由が分からなかった。その時、

またしても荘厳な声なき声が空間を震わせた。

「如何なる想念も捕らえるなという

想念さえも捕らえてはならない。」と。

この二度目の告知は、初回のよりも優しさが感じられた。その偉大なる

告知に対し、僕はなんの反論もできなかった。それが究極の真理へ

到達するための究極だと知ったからだ。

 

目撃者

黄金の光球が下落する光景を仙台に住んでいた6歳?の子供が

目撃していた。6歳の子供は、30代を過ぎてから、日浦の瞑想

教室へやってきたのは、2年ほど前だ。彼は日浦と会って、

「ああー、あの下落する光球は、あなただったんですね!」と

言った。その光球が下落するいわばステージには、無数の魂達が

集まり、大いに驚き、不安を持ったと言った。人の語る言葉とか、

本の文字などの嘘と真実をきちんと知覚分別できる光球が、

なぜ堕ちるのか、みなが不思議がり、不安を持ったそうだ。

この彼も7月のセミナーに参加した「御礼メール・4」の人だ。

セミナーを終えて、帰り際に笑いながら彼が言ったこと。

「実は、下落する光景だけでなく、悪魔達とのやり取りも

見ていたんですよ(笑)」と。

 

万物のみなもと

話しを戻そう。いったい、どこまで堕ちてゆくのだろか。

地獄の底がいつまでも感じられない。ドスン!という底に

ぶち当たる音も衝撃も無いのが不思議だった。ただただ、

堕ちてゆくだけだ。ふと気づけば自分の体、その大きさが

ない。そして、確か、プツッ プツッ プツッ と言うような、

音なき音のような微細な振動のような不思議な感覚が生じた。

これは何だ?

プツッ プツッ プツッというのは、自分そのものが万象万物・

あまたの魂達と繋がっていたが、その絆のようなものが切れる

音を意味していたことを知覚した。堕ちている自分は、なんと

無限なる万象万物の源だったのだ!森羅万象を生み出している

源だった!これを知覚して、しまった!とほんの一瞬だけ

わずかな後悔の念が生じた。自分が「それ」だと知らなかった!

無知ゆえとは言え、なんとバカなことをしたのだろう。だから

こそ他界した母が言った「なんてことをするの!!

止めなさい!!」という意味が分かったけれど、すでに

後の祭りだ。

 どこまでも、どこまでも堕ちてゆく日浦。これほどまで静かな

平安に満ちた体験は、僕の人生の中では他に無かった。あえて

別の言葉を使うなら、至福という言葉も当てはまる。だからこそ、

無限なる暗黒空間をどこまでも堕ちてゆくも平気なのだ。

その果ては、つまり地獄の底は、存在しなかった。何かの限界は

どこにもなかった。やがて暗闇は消え去り、青空のような巨大な

空間があった。光球の下落体験は、某日1夜の体験だ。

 

生命が無い?

設計チームを抜けて、新潟へ帰って、普通に仕事をしていても

意識というか魂と言えばいいのか、ずっと落下し続けていたのが

とても不思議だった。その落下は、二か月くらい続いたと思う。

いや、もっと長期だろう。どうして、どん底へ着地しないのか?

本当に不思議だった。(後に紫蓮さんから受けた説明は、無限者

には、何の限界も境界もありません。だった。)

想えば、体調が思わしくないので、自己ヒーリングすることも

忘れて病院へ行った。色んな検査結果は何も異常なし。医者が

何とも無いと言ったところで、具合が悪いのは自分にとっての

事実だった。

しからば有名な針治療の先生を訪ねれば、診断の結果は、

「あなたは生命が無いです!」と驚いていた。

それを聞いた僕も驚いた訳さ。僕は質問した「生命の無いものが

車を運転してここへ来れますか?」と聞けば、「わたしにも信じ

られません!」と言った。どういう根拠をもって生命が無いかと

聞くと、ヘソ下の経絡?に針を刺しても反応が無いと言い、

「こんな人、見たことが無い」と。僕も言う「生きている人間を

もって、生命がありませんと言う人には、初めて会いしました」と。

帰りの車中で思ったこと。「なにが有名な先生なもんか!単なる

藪医者じゃあないか!?」と呟いた。ただただ、今までに経験の

ない不調を感じていた。やがて、その不調は自然に消え去った。

 

悪魔の正体は

話しは戻って、悪魔が襲来した翌朝のことだった。朝起きると、

昨夜は大きな地震があったことを物語る散乱した部屋がそこに

あった。室内のコンクリート壁の割れ目から中の鉄筋が見えた。

本箱は倒れていて、コーヒーカップ、食器などが散乱していた。

天上からぶら下がっていた照明器具は割れていた。それらを

朝日の中で見た時、改めて恐ろしい襲撃だったと思った。

よくもまあ生きていたなあと。

 

悪魔たちがやって来た翼朝の8時ころだと思うけれど、GLA

教団の幹部・谷口がやってきた。彼は、設計チームの担当

責任者だ。チャイムを鳴らし、部屋に入るなり、すぐ床に

あぐらをかいた。散乱した物には目もくれずに。。。

彼が何のために早朝から来たのか、どういう気持ちなのか

よくわかる。

沈黙の場面は、あたかも敵対する二人の武士が、鋭利な

日本刀を抜いて、対峙しているようなものだった。切るか、

切られるか、まさに真剣勝負だった。お湯を沸かし、床に

転がるコーヒーカップにインスタントコーヒーを入れた。

谷口は、散乱した部屋に目もくれず静かにコーヒーを飲み

ながら、二人とも沈黙したままだ。先に言葉を発したなら、

それが切りかかったことになる。俺からは喋らんよ谷口と

いう想念を放てば、すぐさま谷口が喋りだした。

僕は知った。勝負あり! と。

初めに言葉を発したら、それを受け取る側としては、

それへの対応が出来るのだ。彼は涙を流しながら驚くべき

ことを語った。それは、僕が知っていることではあるが、

それでも恐ろしい。その恐ろしい言葉とは、

「夕べ、ここに信次先生が来られて、

あなたを救おうとしたのに、あなたは

先生の救いを拒否してしまった」という

ものだ。そして、彼はまた泣いた。僕は、こう言った。

「昨夜、ここへ来たのは信次ではなく、

悪魔の集団だ」僕の言葉を聞いた谷口は、うつむいた

まま黙っていた。ただ涙を流すだけだ。自分たちが負けたこと

の悲しみであり、悔しさなのだ。そしてまた軽舌な谷口は、

驚くべき言葉を発した。

「あなたは、信次先生の手の届かない

ところへ行ってしまった。。。。」

と言って、大泣きしていた。僕は言ってやった。

「夕べは、佳子もお前もここへ来た

のか?」と。谷口は否定も肯定もしなかった。

そして、僕は言った。「ざまあ見ろ!」と。

ここで話は、一応の終わりだ。

 

この体験から約10年を経たころ、上京する用事があり、

ついでに、あのマンションへ行ったけれど、マンションが

見当たらない。むかし懐かしい喫茶・砂時計に行った。

マスターも奥さんも僕を覚えていた。僕がいたマンションが

見当たらないけれど、どうしたんだろうね?と聞けば、

「最上階だけが破壊的に壊れて、他階の多くの入居者が

不審死になって不気味がられ、マンションは解体されたん

ですよ。あなたが新潟へ帰ってから間もなく。」そう言った。

一瞬、僕にも責任があるのか?という想念がよぎった。 

諸君、この記事も実話だよ。