の何気ない告知

ある時、いつものファミレスに来た。

「紫蓮さん、喫煙席でもいいかな?」

「はいどうぞ、いつものことですからね(笑)」

「迷惑かけて、悪いね。」

「悪いと思っていたら喫煙席には行かないね(笑)」

「そうなんだよね(笑) そうなんだけどね(苦笑)」

「紫蓮さん、ウエイトレスの目線が冷たいから、 ローズ

ヒップティーでも飲んだらどう?」

「では、ドリンクバーへ」紫蓮さんは、ティーカップを

唇につけただけで飲んでいない。あとは僕に飲んでくれと。

これは、いつものことなのだ。

 

ところで、前の月、紫蓮さんはおかしなことを言った。

「わたしもまた日浦さんの中に、 ポーンと乗っかっているだけ

なんですよ」という意味深な言葉。その意味も分からず、

ギャグを飛ばす。「えー! 道理で重たいわ~」と(笑)

「まあ、失礼な(笑)」

この時、その意味が分からなかった。というより恐ろしいことを

告げようとしているのだと思った。

例えばの話し。

ファミレスのテーブル上には、大きなスカイがある。そこには、

スイカを切る包丁は無い。紫蓮さんの目線は、大きなスイカを

切らずに飲み込めと言っているようなものだった。

そんなもの口が裂けても飲み込めない。口が裂けるなどまっぴら

ごめんm(__)m この場において、紫蓮さんの語った言葉の意味は、

記事「日本に唯ひとり」の中に暗示されている。そのことの詳細は

まだ語らなくていいだろう。ここからの会話は、また先延ばしして、

この翌月の会話を書こう。

いつものファミレスにおいて、紫蓮さんの新たな告知があった。

紫蓮さん:「日浦さん、あなたの最終解脱の時、なんと1.000個の

魂を抱え込んでいます!ただ1個の魂でさえ、自分に抱え込んで

解脱する存在はいません。」

日浦:「ほう~?」

紫蓮さん:「次にまた、1.000個の魂を抱え込んでいます!」

日浦:「ほう~ほう~?」

紫蓮さん:「次にまた、2.000個の魂を抱え込みました!」

日浦:「ほう~を何回言えばいいの?」

紫蓮さん:「・・・笑い」

紫蓮さん:「また2.000個、また2.000個、また2.000個、 まあ!

何ということでしょう!あなたは、無限数の魂をご自分の中に

吸い込んでいるのです!」と驚いた紫蓮さんは、日浦の最終解脱の

ビジョンを透視していたのだ。そのビジョンを透視した紫蓮さんは、

驚きながら固まっていた。

日浦:「無限数の魂を抱え込んだなら、いくら黄金の大翼でも

重すぎて飛べないだろうね?」

紫蓮さん:「そうです。飛ぶことはできません。」

日浦:「じゃあどうするんですか?」

紫蓮さん:「漫才じゃあないでのすよ、これは。ご自分のことをご自分が

知らないとは言わせませんよ。」

日浦:「いや(笑)、本当に知らないんだ。教えて」

 

続くかな