独立せよ

【下記は、転載・流用を禁じます】

マーヤとは、この物質世界、物質宇宙、地球の
森羅万象を言うのです。あなた自身もです。
あなたが愛する人、憎む人もマーヤに縛られて
居るのです。


従って、マーヤという語を用いなくても、
人は誰もがマーヤに欺かれている、ということ。
人に限らず、すべての動物もマーヤの支配下に
置かれるのです。
それは、本来自由である非物質なる魂が、
物質的なものに結合して、形に
束縛される状態に
置かれている、ということ。

形あるものは、物質と呼ばれ、それぞれの名称が
あります。植物の形態、動物の身体、人の身体は
形と名称を持っているけれど、それは動きのある
エネルギーの振動形態である、ということです。
だから、あなたの身体は、つねに変化していて、
いつか形を崩壊するエネルギーなのです。


形あるものは、いつの日か崩壊し、形を持たない
エネルギーに還元されるのです。これを諸行無常
と言っているけれど、何が無常なのですか?

不滅なる永遠のエネルギーの流れ、その働きは、
本来は自由であり、断続のない
連続であり続けるので、
決して無常ではありません。

ただ形の崩壊のみを観るとき、無常という観念が
人の内側に
生じるだけです。無常と感じることが
すでに偽りです。


形あるものは、自由なエネルギーが、すべからく
その形態に束縛されているのです。
あなたの身体、
家やビル、スマホ、道路、樹木、動物たちの
すべてが
その形に束縛されているのです。

知性の低い動物は別として、なぜ高度な知性をもつ
無数の人間が、名と形とに束縛されていることを、
気づかないのか。
自分が人であると思えばこそ、身体維持に必要な
空気、水、食べ物、家族、社会、国家、世界などの
関係性を自分から認めてしまうからです。必要だと
認めるからです。
名と形の世界は、くマーヤです。
マーヤの論理的根拠は、あなたは身体という形を
持つ人ではないという事実から、身体という形と
名はすべてマーヤだと言うのです。
マーヤという、この世に支配されている限りは、
あなたの本性である魂は、欺かれてばかりいて、
決して幸福になれないのです。そこに在るのは、
一時の刹那的な喜びと苦だけであって、それは
必ず過ぎ去ってゆくのです。

魂は、なんら依存の関係を必要とせず、完全に
独立した至福と知識と力そのものです。
自分が身体だ、マインドだと思えばこそ、
苦が去れば平和がきて、喜びが去れば悲しみが
やってきます。
この世のことに興味を持ち、関心を持つ限り、
或いは、嫌悪する限り、偽りの関係性に縛られて、
自由になれないのです。
社会や人との関係性を断てと言うことではなく、
自由になるために内的な独立を目指すことです。