解放の光り

【転載・流用を禁じます】

この世界は、マーヤと呼ばれる意味について、

誰もが学ぶべき必須課題です。しかし、学校も社会も

マーヤーについて語りません。親も教育者も知らない、

経営者も科学者もマーヤーに関する知識を持たない。

もちろん宗教家も知らない。だから誰にも必須課題の

マーヤについて誰もが知らない。これが現実です。

マーヤとは、この物質世界が現実だと思う想念です。

皆さんの誰もが、この世に生きていると信じるから、

この世界が実在であり、この世界の中に自分がいると

思うのが人の抱く共通の認識です。この認識が事実だと

思うことがマーヤの性質であり、マーヤの投影原理です。

そして、少しは気づいているけれど、ハッキリと認める

ことの出来ないことがあります。それは、世界の中にいる

自分と他者との関係性についての偽りです。

この世界が美しく見えたかと想えば、そ略奪や戦争があり、

ウソや裏切りや貧困があり、ドバイに別荘をもつ金持ちが

居たり、家を持てないホームレスがいます。

健康な人、健康に恵まれない人、難病に苦しむ人、不運に

嘆く人がいて、それを騙す邪教があり、その分派が増える

この世界。

この世界にある様々な対象物を個別に見る限り、そこには、

真実の如くに虚飾されたウソがある、ということを、

さまざまな不条理という糸から織りなされる布地・

キャンバスがある、ということを皆さんも気づいている

のです。それがマーヤだと知っているのです。

ただマーヤという言葉を知らないだけで。


誰もがマーヤーを指摘することが出来ないのです。

そのような社会の一部分と関わることにおいて、

自分の立場や利益が成立しているからです。このような

関係性が、ウソと真実を曖昧にしているのです。

お互い暗黙の了解。これがマーヤです。

自分の不正を暴かれたくないから、他者の不正も
見逃す。これがマーヤです。

偽りの関係性を生み出すものは何か?先ずは自分があり、

他者が存在するという共通の観念があり、それが比較や

競争を生み出し、或いは群れたり、離れたり、反目したり、

何かの手段を持って、人を騙す最低のレベルにまで自分を

下落させます。しかしながら人は下落したとは思わない。

騙すのが賢いと錯覚するからです。

これがマーヤとよばれる世界、つまり娑婆なのです。

イエス・キリストは、人類の罪を背負い、十字架に

かけられたというのもマーヤに毒された者の虚言です。

イエス滅後も悲しむ人、世界の混乱、極悪な人は増え

続けて居るからです。

人類の歴史は、マーヤーの堆積した地層のようなもの。

いくら深く掘っても、マーヤの層です。世界の地表は、

真実らしく粉飾された個々のエゴが生み出すマーヤから

成り立っているのです。

ただ自然だけが美しい。その自然界、森羅万象さえも

何の拠り所もなきマーヤです。

過去の歴史に無かったこと、それは、人類をマーヤから

解放するという意思であり、その解放の光りが人類には

届かなかったということ。しかし解放の光りは、遠からず

世界を照らすのです。