この世は檻

 「自我の終焉」を書いて、日本でも有名だった

 ジッドウ・クリシュナムルティーという人がいた。

 彼は、「人を絶対自由にする」という標榜を持って、

長年の講演を行い、多くの書籍を残した。彼が

最後の講演で語った驚くべきこと。「私の教えを

聞いて、悟った人は誰もいない」というもの。

この言葉は、日本の各新聞の訃報欄にも載った。

つまるところ彼は、他者を解脱させる力を持って

いなかった。他者を解放しようと言う思いすら

無かった。それが「私の教えを聞いて悟った人は

誰もいない」という言葉であり、「人を絶対自由に

する」という言葉は、結果ウソになったのです。

そんな彼もまた、真我に到達したことは事実です。

人は、自己を完成させてから、成熟してから真我

に到達したほうがいいのです。

 

元スタッフ記録インタークラス最後、日浦師匠

から説明がありました。

「この世界そのものが、人の魂を閉じ込める檻

ですよ。檻とは、囚人を収監する刑務所のような

もの。管理社会という檻の中にいるにも関わらず、

皆さんは、何の制約も義務もなく、自由を満喫して

いると思い込んでいるのです。

様々な義務、責任に縛られて、喘ぎながらも、

楽しいと言って生きる人生。

この世界に生きる人のすべては、最後に死刑を

執行されますよ。肉体死という。

現実社会が皆さんを束縛する広大な広さを持つ

檻です。檻から脱出してこそ、本当の自由です」

 というお話がありました。

あとを紫蓮さんが解説してくださいました。

「 一生檻に入っていることに気がつけない人も

います。一生、檻の中で過ごしたいと思う人も

います。皆さんは、セミナーを通して、ご自分が

檻の中にいることをお気付きになり、ご自身が

向かうべき方向をしっかり持つことができました。

日浦さんが、皆さんにアンカーを打ち込まれた

場所に、その縄を掴みながら向かって行ってく

ださい。

アンカーを打ち込まれた皆さんは、安心して

瞑想を行うことができます。虚無に陥ったり、

クンダリーニ症候群などに迷い込むことがあり

ません。

皆さんを檻のようなマーヤの世界から解き放つ

強大な力が、この日浦さんです。

日浦さんは、到達した方の中でも稀有な魂で

あって滅多にいません。本当に稀有な存在です。

他者(真我に到達した人)は、自分がその世界から

抜け出すことに精一杯であって、他者を解き放とうと

思う方も、解き放つことができる方も滅多にいないと

思います。他の悟った人達は、自分が外に出ることに

精一杯。自分のことで、エネルギーを使い果たして、

他者を助けることができないのです。そうした中で、

到達された日浦さんご自身が直接導くという、この

セミナーが既に奇跡です。

皆さんは、やがて解放されるでしょう。」