邪教のカルマ

【下記は、転載・流用を禁じます】

「幸福の科学」を30年間も信奉したという彼は、

2018年4月10日、初回の個人相談に来た。

なぜ個人相談に来たのか。

日浦のYoutube、ブログを読み、大いに驚いた

からだと言う。

在会中の彼は、書籍やグッズ、ご本尊像を買わされて、

更には、なんだかんだと言う名目の献金を強要されて、

合計7.000万円を取られたという。

「いま思うに、単に金をとられたんですね」

という彼。

「そうだ。君が最高額の被害者か?」

と聞けば、

某建造物の柱1本1億円。それを2本も買わされた

女性がいて、なぜか、すぐさま死亡したと言う。

「お金が無くなると、ポイッと捨てられるんだよ。」

と僕が言えば、

「まさにそうです!金を取ることだけが狙いです。」

と言った彼。

「入会してから7年目ころ、おかしいと思いながら、

なぜ、30年間も退会しなかったのか?」と聞けば、

しばし考えていた彼の口から出た言葉は、

「確かに、そのころ、おかしいと気づいていました。

しかし、お金を投資したこと、やめると不幸になる

という脅し文句が、僕を縛っていました。」と。

「そうだ、君を束縛したのは、自分自身だ。」

それを納得できないという顔つきの彼。

初回の相談時に語ったが、教団を退会したけれど、

メルマガを受信していると言う不思議な彼。

メルマガを通してでも、霊的な干渉ができるから

それを止めろと伝えた。

書籍もご本尊も捨てろと。

3度目の受講日(2018年4月24日)に彼が語ったこと。

メルマガを止めたら、思いのほか心が軽くなったと

驚いていた。

ただ書籍をブックオフへ持ち込んだら、ブックオフが

嫌がる幸福の科学の書籍だそうな。

「火にかけて、焼き芋でも作ったらいい。」

「なぜ僕は、このようなエセ宗教に入ったのですか?」

「過去世において、似たようなエセ宗教を信じたから。」

「な、なんですって!?過去世でも?」

「そうだよ。会員や信者の殆どは、カルマ故に宗教を

信じ込む。その教祖たちもカルマゆえに宗教を作る。

もし、君が来世にまた生まれたら、同じ運命を

たどるだろう。」

「冗談じゃアない!イヤです!」

「カルマゆえは冗談じゃアない。誰もカルマを避けては

通れない。それがイヤなら、邪を邪と見抜かなければ

騙され続ける。」

「それでも、この騙された苦労も、魂の成長と進化に

必要なことなんですね~。」

「違うんだ!」

「え!?」

「魂は、原初から完全無欠であり、なんの成長も進化も

必要としない。それが真理だ。」

「そんな教えは、聞いたことがないです」

「それはそうだ。邪教はエセ真理を語る。真実の真理を

語れない者、それが邪教というもの。」

「ではなぜ僕は、日浦さんの所へ来たのでしょう?」

「過去において、少し触れたことがあり、そのわずかな

カルマが君を連れてきた。」

カルマを破壊すれば、君は自由だ。

だから君よ、カルマの破壊方法を聞き給え。と言って、

それを教えた。

このセミナー後、夕食を共にしたいと言う彼。

カバンにあったシルバーアクセサリーを見せたら、

それを欲しいと言う彼。

「レンタル倉庫に眠る、思い出の品々と教団のグッズ

すべてを処分したら、また来なさい。その時、売って

あげよう。」

「では、また会ってもらえるのですか?」

「もちろん」

彼は、喜びながら新宿駅へ向かった。

初回の重々しく暗かった彼と大きく変わっている

彼の後ろ姿を見送った。

彼も、ラーラブログの愛読者だ。

すべての魂が、すべての人々が、解放される日は、

いつのことか。それは、どのようにして。