間違った仏教

【下記は無断転載・流用を禁ず】

 

書店へ行った時、ある本の帯には「魂など無い」

という文言が大きく書かれてあった。それは、

テーラワーダ協会のスサマーラ長老の書です。

スサマーラ長老よ。あなたも輪廻しているから

生まれているのだよ。それを知らないと?

「悟りは、自己の魂を知覚すること」

魂の存在を否定していること自体が悟っていない

自分を公言しているのです。ご苦労さん!

すべての仏教徒が彼のようではないと思うけれど、

作者しらずの疑似仏典を信じる人は、魂、神、

輪廻を否定する立場にいるでしょう。このよう

な仏教は、ゴーダマ仏陀の教えが直接伝わって

いないためです。

記事「おったまげ」に書いた通り、彼に電話して

聞いてみた。「テーラワーダ協会の教えは、

ゴーダマ仏陀の教えですか?」と。

すると、おったまげの回答があった。

「いいえ、違います!」だと。

電話での彼の答えと、彼の書籍では、大きな

矛盾を抱えている。それに気づけないのか。

 

スサマーラ長老という人物は、「テーラワーダ

仏教こそが唯一正しい教えだ」と主張し、「真理を

知りたければ、自分達が教える釈迦尊の説かれる

ことを自ら実践する以外方法がない」とする独善的

主張をする人。

ゴーダマ仏陀から直接の教えを聞いた人は、現代に

誰も居ません。それにもかかかわらず、どうして、

「自分達が教える釈尊の教え」などとウソを言える

のか?

 

スサマーラ長老よ、実像としてのゴーダマ仏陀を

知らないあなたが仏陀を語るのは、いかがなものか?

「お釈迦様の話を聞こうとするならば、固定概念を

一旦捨てて、はじめて全く新しい何かを聞くような

気持ちで聞いた方が理解しやすい」と言っているが

その言葉は、スサマーラ長老自身へ向けられるべき。

テーラワーダ協会の教えは、ゴーダマ仏陀の教えでは

ないと答えたスサマーラ長老は、カルト教団と同じ

ではないか。

「釈迦に従え」という支配的な表現は、あたかも

ナチス・ヒットラーを彷彿させる。なぜなら信仰は

自由なのだから。

さらに「お医者さまが居れば居るほど、人は病気を

治す力を失います。医学が発展すればするほど、

人間が自分で病気を治そうという気持ちがなくなって、

堕落してしまうのです。ですから、ちょっとしたことで

病気になるのです。」などと近代医学を軽視している。

医療を否定的にとらえるのは、エホバの証人・王国

会館のようなカルト的思考が見て取れます。

また、これこそ解脱に至る唯一の道だとするヴィパッ

サナー瞑想を行っている人の多くは、安定した瞑想の

境地に入れないと言い、ノイローゼになる人が多い。

無理もない。

読者は、ヴィパッサナー瞑想は、瞑想とは言えない

ガラクタであることを知るために、日本ヴェーダンタ

協会発行(注釈者・ヴィヴェーカナンダ師)の

「ラージャヨーガ」を読むと言い。それを読めば、

ヴィパッサナー瞑想が、ゴミ同様だと分かるだろう。

そんなスサマーラ長老の発言し正しい部分がある。

それは、ヴィパッサナー瞑想の目的は思考を停止する

ことと言っている。それだけが正しい。それに対する

問いは、「スサマーラ長老は思考停止を体現している

のですか?」となる。

もっと正確に言うならば、思考停止はダメである。

なんであれ、一時停止は再び動き出すものだから。

ゴーダマ仏陀の教えは、「心の消滅」だと言うこと。

しかし、これこそお釈迦様の教えだなどと言いながら、

ゴーダマ仏陀をカルト教祖のごとく見せかける発言

自体が仏教にそぐいません。

仮にも、大いなるゴーダマ仏陀が今も生存するなら、

仏教各派の多様な乱立・対立・異なる主張の経典類を

認めるはずがありません。

つまるところ現実は、ゴーダマ仏陀の威光を無断使用

する個人の論説が仏教と呼ばれているに過ぎない。

実像のゴーダマ仏陀を知らない人達は、偉大な仏教を

かくも醜いものに貶めているという現実。