真の宗教

【下記は無断転載・流用を禁ず】

いつものファミレスにて、紫蓮さんとの会話が弾んだ。

日浦は、コーヒーを三杯目。紫蓮さんは、お冷に口を

つけただけ。何も飲まないのだ。ウエイトレスの目線が

冷たいのは、紫蓮さんが冷たいお冷だけだから?

「たまには、紅茶か、ローズピップティーなど飲んで

みたらどう?」

「はい、じゃあ紅茶を」笑いながら、ドリンクバーへ

行った紫蓮さん。席に戻って、少し口をつけただけ。

「あとは飲んでください。」という紫さん。

「四時間も話していて、一口も飲まないんだね」

ほほえみながら「はい、そうです」と紫蓮さん。

この紫蓮さんは、子供の頃から何も食べず、何も

飲まない人だ。眠りもしなく、呼吸さえも超えて

おられる人。あまたの聖者を超えた人であられる。

 

話題が 宗教になった。

宗教は、この世と人体(マーヤ)に束縛された魂を

解放する知識を与える組織であり、それを具現する

組織である。遠いむかし、悟った人が開祖になった

宗教があった。その代表的な組織は、ゴーダマ仏陀

(お釈迦様)の組織だった。

 

だが、ゴーダマ仏陀の仏教は歪曲されて、真実の

教えは残されていないのだ。真実は、いつも覆い

隠されるのがこの世だから。

既存の宗教は、宗教と逆をやっている。でっち

上げの嘘を信者に刷り込み、荒唐無稽なことを

語り、悟ってもいない教祖を崇拝させて、人の

内奥に潜む偉大な魂を封殺しているのだ。

宗教はみな、偉大な哲学でも崇高な教えでもない。

このことは、記事「間違った仏教」「アンチ仏教」

「聖書はウソの集積」を参照のこと。

 

日浦:「インチキ宗教は、崩壊させようか」と

言えば、「潰してもまた、幾らでも宗教は興ります」

と紫蓮さん。また「真の宗教は現存していますから」

という紫蓮さん。

インチキ宗教を崩壊させるとは、教祖の言葉を奪い、

視力と聴力などを、超越的な力によって奪うという

意味である。しかし、そうすれば、幹部らは、千歳

一隅のチャンスだと言い、新たな宗教が興るのだ。

日浦:「本物はないよ、みな詐欺宗教だからね。」

紫蓮さん:「いえ、今もあります。」

日浦:「過去あったけれど、今は無いんだよ。」

紫蓮さん:「いいえ、今も存在します。」

日浦:「無いってば! 無いんだよ(笑)」 

紫蓮さん:「ありますよ(笑)」

いったいどうして、今回の紫蓮さんは頑固なんだろう

と思った。

日浦:「ないってば!解脱を果たした教祖は現代に

誰もいない。みな詐欺師だよ!」と日浦は少し熱く

なったようだ。 

ところが、紫蓮さんから語られた驚きの言葉は、

「ゴーダマ仏陀の教団は、真の宗教ですね。」と

いうものだった。

日浦:「もちろん、でも過去だからね。あれは。」

すると、また紫蓮さんから放たれた鋭い言葉は、

「ここに、ゴーダマ仏陀のサブ、代弁者の日浦さん

ご自身がおられます。」だった。

日浦:「あ あー・・・・・!」日浦は固まった。

ゴーダマ仏陀の代弁者である自分を見ないで、

詐欺が横行する外側の宗教を見ていたからだ。

なんと偉大なおバカ!⇦ 偉大は要らんな。

 

仏陀滅後、仏教はインドから姿を消した。それは

仏陀の崇拝者が仏教を消したのだ。残った仏教徒は、

次第に先細りしてゆき、800年ほどは少数が仏陀の

教えを留めた。しかし誰も仏典を残してはいない。

 

アジア諸国に伝わる仏典は、そべからく、ゴーダマ

仏陀の教えでなく、また、仏陀の弟子たちが書いた

書でもなく、パーリと言う仏典・赤の他人が書いた

仏教推論集を信じているのである。パーリという

偽書を、仏陀の弟子が書いたのだ、と言い張る仏教が

競い咲く現世は、まさに末法の姿なり。

「アジアの光り」という小冊子は、ゴーダマ仏陀の

教えがかなり反映していたが、それは失われた。

いつの時代でも、この世は真実が覆われて、偽りが

真実の如く、露わにされる。

これを仏陀のサブ・代弁者は、黙認するのだろうか。

ずっと黙認し続けるするようならば、現代の地上に

肉体を持たなかっただろう。

人類解放の光り、その彼は、再びやって来たのだ。

それゆえ、人類を惑わす宗教には、辛口なのだ。

記事「唯一が欠ける」も参照のこと。